2011年1月27日木曜日

満面の笑み

子供時代の経験は将来大きくなったときの土台となる。

それが故に、教育は大事であるし、もちろん勉強だけじゃなくて、いわゆる青春することも大事。

友達の絵を描こうという授業をやった時の話。

生徒のほとんどがゲタスル更生学校に来たばかりだったので、彼らの間でのコミュニケーションと美術の授業をかねた時間。


何べんゆうても、自分の絵描くやつおるし、動物の絵かくやつおる。

ただ一応テーマは決めてるものの、自分でこれを描くって決めて、それを紙に描く、表現するってことは尊重したいのでその辺は柔軟に。

そんな彼ら。

おそらく絵を描いたことすらないやつもおると思う。

だから俺はいつもできなくても大丈夫。やってみたらできるから。とりあえずTRYしよう。と言う。
ついでに「おまえらサッカーが上手にできへんからってサッカーやらへんのか?」って加える。

そういうと満場一致でNOと言う。


ほんでからみんなが描いた絵をみせてもらう。はたから見たらとても上手とは言えない彼らの絵。俺の同僚も「下手やな〜」と普通に言う。

ただ俺は彼らがTRYしたことを知ってる。彼らが頑張ったことを知ってる。


だからその姿が見れた時はおもいっきりほめてやる。


そうすると彼らは弾けるほど素晴らしい満面の笑みを見せてくれる。


彼らのこの笑顔が彼らの今後の人生にどれほど影響するか測りしれない。


そしてこの小さい時の経験が大人になった時にしっかりつながってくれれば。


そんな彼らの笑顔が見れたとき、俺のやってることが意味のないことではないと思える。

空手

授業が始まり、3週間。

一番始めの授業は各クラスで俺の自己紹介をする。
生徒は3〜4週間前に来た子供らで、1カ月間ほぼ任地にいなかった俺を知っている生徒はいない。


名前、出身国、年齢から始まり、

ウガリ・スクマ・デングが好きで、一番好きなのはギゼリ、嫌いなのはウジ

ほんで日本にウガリとかマヒンディとかなくて、俺らは米食べるよ〜なんてゆうたり

ジャッキー・チェン、ブルースリー、サモハンキンポーとかは日本じゃないよ〜とか

空手は日本で、カンフーは中国かな?と言ってみたり。
もはや俺の紹介じゃなくて、日本の紹介になってるけど!

で、そんな自己紹介をちゃんと聞いてくれてた一人の生徒が放課後にグランドに座ってる俺のとこに。

生徒 『ムワリム(先生)!俺、空手知ってんねん!』


俺 『おっ本間か!見せてーや!』

とまぁチャイニーズ映画などを見たやつを真似したやつやろうなと思いつつ、俺もそんな彼らが嫌いじゃないので見せてもらうことに。

ところがどっこい。

彼が見せてくれたその型はめちゃめちゃ本格的なもので、かつ相当な練習量が伺えるほどのキレと真剣な顔つきが見て取れた。
つい、俺も『おぉー!!』といってしまうほどすごかった。


生徒 『これな!めっちゃ練習してん!空手の先生に教えてもらってんで!』


と、彼も日本人の俺にその成果を見てもらえたことでとても興奮してたんだろう。そんな様子でどこで、誰に教わったかを話してくれる。


ただ、彼が見せてくれたその型は飛んだり跳ねたりめちゃめちゃアクロバティックな要素が交じり、あきらかに空手じゃない。
『空手ちゃうやん!!』と思わずツッコミそうになった。

















その時は彼の空手(と彼がおもってるもの)に対する真剣な姿勢に押され、言えなかった。

ただこれはいつかはゆうたらなあかんと思いつつ、ただ俺もちゃんとした空手を知らないが故に説得力ある説明ができないと葛藤。

でもそこは日本代表としてゆうとかなあかんよな〜。

思わせてくれるほど彼の型はすごかったという話。

そして俺の学校はやっぱケニア中のいろんなティーンエイジャーが来るな〜と実感。
本間におもしろい!

2011年1月10日月曜日

旅行シリーズ 第二弾

ということでお次は年末年始に行ったワタム!

ワタムはケニアの東の端っこにあってインド洋に面した町、つまり海です!海やー!
ワタムは昔、イタリアンマフィアが休息の地として開拓し、今ではイタリア人がめっちゃおるリゾート地となってます。
もちろんケニア人もいます。

やっぱおもろいメンバーと行くと勝手に旅行はおもろくなるよな。
誰かが行ってましたが一人で行く旅行はその場所を楽しむための旅行。
みんなで行く旅行は思い出を作りにいくための旅行。だそうです。

今回は欲張りにもこの両方を網羅したと自負。

海ではイルカみたり、シュノーケリングしたり、市場で魚かって刺身にしてたべたり、うますぎるジェラート食ったり、ビーチボーイとイタリアンばあさんのありえないカップルのディープキスみたり。
みんなと悪ノリのじゃんけんやって俺が朝と昼の飯世話するハメになったり、ロッジのプールで誰がプロレスの技をきれいにキメられるかコンテストやったり、どっかのホテルの年越しイベントでゲリラポイやったり。

いや〜おもろすぎた。おもろすぎて、疲れマックスで頭痛なったほど。

ではでは写真でど〜ぞ。

シュノーケリングでの1ショット 右:えいじさん 左:俺

海から船を
とりあえず逆立ち
年越しイベントでゲリラポイ
最高ー!!




とまぁ最高の年末年始でした。
企画してくれたけいちゃん・かなちゃんありがとう。好きやぞ。

ということで心機一転。また活動頑張ろうと思えたそんな旅行でした。

シリーズにしたものの第二弾までしかなかった。笑
次からはまたいつも通りの日常のこと書きます。

2011年1月6日木曜日

旅行シリーズ 第一弾

ということで、前回に言いました旅行シリーズ第一弾!

今回はマサイマラを紹介!

12月の頭に3泊4日でサファリに行ってきました。
マサイマラではケニアに旅行にきたらまずココはおさえた方がいいって言われるほどの観光スポット!

今回のツアーは21−4の同期で、
以前マサイマラでサファリガイドとして働いていたことのある、
且つテレビチャンピョンで動物王になったことのある
二本松の訓練所では部屋が隣だった加藤さんプレゼンツで行ってきました。


もう何がすごいかって景色がすごい。
どこ見ても草原、草原、草原!!

泊まったロッジもサバンナを見渡せるほどの丘の上にあって
グレードも結構すごかったらしく、日本人のVIPはだいだいここにステイするらしいです。
ちなみに俺は藤原ノリカがステイしたことのある部屋に泊まりました。

なんか言葉ではあまり伝わらないので写真で紹介。




マサイとツーショット


サバンナのど真ん中で

日の出 残念ながら曇りだった!

ロッジからの晴れた日の景色! 最高!
サバンナからの晴れた景色
初の気球体験!はい、またこれも景色すごかった。
サバンナを見下ろしながら、ジャグジーに。


こんな感じです。書き出したらキリがないのでこの辺にしときます。

でまぁサファリして気付いたことやけども、オレそない動物好きじゃないかも。笑
だから動物の写真のっけなかったのではありません。
もちろんライオンとか、チーター、ハイエナ、ゾウ、キリン、プンバなどなど見つけた時は「うおぉー!!」ってなります。
ただちょっと見たらもうええかなってなる。笑
サファリカー(サバンナをぐるぐる回るための車)の中からしか見れないことに少し違和感を感じたのかな。
できれば自分の足で近くまで行って見たかったのもあったね。

ただサバンナの景色は言葉にならないくらい壮絶な景色でいつまでも見ることができた。
どこまでも広がる草原、透き通った青い空、手を伸ばしたら届きそうなほど近くにある雲。

もぉーたまらんかった。また行きたいな。

ということで自然の雄大さを思い知った、そんな旅行でした。

2011年

あけましておめでとうございます。


11月の終わり頃から年末年始まで地味に忙しい時間を過ごしてました。

といってもほぼ活動じゃありません。

前回書きましたサッカー大会とクリスマスパーチー以外はほぼ任地にいませんでした。
詳しくは次回に。

生徒らからも Umepotelea wapi? 「どこに消えとったん?」の嵐でした。

ただ嬉しいことにそんなひさびさに帰ってきた俺に生徒たちは狂喜乱舞。

100人近い生徒たちが詰めかけて一人ずつみんな遊んでドロドロに汚れた手、ウガリが微妙に残った手で握手してくれる。
素直に嬉しかった。。。

やっぱり不思議なもんでどこにいるよりも任地にいるのが一番ホッとする。


とまぁこんなもんで、また活動開始!

年も明けて、今年は丸々ケニアで過ごす!
がっつり、どっぷりケニアにつかって、来年日本に全部持って帰ろう。

今年の目標は「行動あるのみ!」
思い立ったらなんでもやっていこう!

よっしゃ頑張るぞ!駆け抜けるぞ!