2011年1月27日木曜日

満面の笑み

子供時代の経験は将来大きくなったときの土台となる。

それが故に、教育は大事であるし、もちろん勉強だけじゃなくて、いわゆる青春することも大事。

友達の絵を描こうという授業をやった時の話。

生徒のほとんどがゲタスル更生学校に来たばかりだったので、彼らの間でのコミュニケーションと美術の授業をかねた時間。


何べんゆうても、自分の絵描くやつおるし、動物の絵かくやつおる。

ただ一応テーマは決めてるものの、自分でこれを描くって決めて、それを紙に描く、表現するってことは尊重したいのでその辺は柔軟に。

そんな彼ら。

おそらく絵を描いたことすらないやつもおると思う。

だから俺はいつもできなくても大丈夫。やってみたらできるから。とりあえずTRYしよう。と言う。
ついでに「おまえらサッカーが上手にできへんからってサッカーやらへんのか?」って加える。

そういうと満場一致でNOと言う。


ほんでからみんなが描いた絵をみせてもらう。はたから見たらとても上手とは言えない彼らの絵。俺の同僚も「下手やな〜」と普通に言う。

ただ俺は彼らがTRYしたことを知ってる。彼らが頑張ったことを知ってる。


だからその姿が見れた時はおもいっきりほめてやる。


そうすると彼らは弾けるほど素晴らしい満面の笑みを見せてくれる。


彼らのこの笑顔が彼らの今後の人生にどれほど影響するか測りしれない。


そしてこの小さい時の経験が大人になった時にしっかりつながってくれれば。


そんな彼らの笑顔が見れたとき、俺のやってることが意味のないことではないと思える。

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