2010年9月24日金曜日

生きる力


最近、ここゲタスル更生学校で流行ってます。


なんやどっかからいらん布取って来て


ちょうどええ木見つけて来よって、こんなん作ってます。


いや〜俺も昔はこんな遊びやったよな〜。


こういった創作活動って子供らの情操を育んでいくんやろな。


またこういった工夫が彼らの生きる力につながっていくんだな〜とつくづく感じてます。




ただ・・・・


まさかとは思ったけど







はい。マジで狩りするやつらがいてる。


手作りの弓と手作りのパチンコで。


オレ「おっ!おまえらもつくったんかそれ?」


子供「うん!かっこいいやろ!」


オレ「せやな!ほんで何してんの?」


子供「鳥捕まえんねん!」


オレ「やめとけって。むやみやたらに生き物をいじめたらあかんもんやぞ。」


子供「あの鳥捕まえて食べるねん!」


オレ「・・・・・。」


子供「あの鳥めっちゃおいしいねん!先生も食べる?」


オレ「おっおう・・そうか。いや〜・・・俺はいいわ。うん・・・おっお腹いっぱいやし。」


って食べるんかよ!!

びっくりした。ちゃんと鳥を捕まえて、しっかり頂くわけやねんな。

もうそれ以上は何もいえへんかった。

いつも学校の食事だけじゃ足りてない子供ら。

それ以上はなんも言えません。


まさに生きる力。たくましすぎる。

2010年9月22日水曜日

へいへい

誰や〜。

 

 

誰や〜オフィスの俺の引き出しに・・・

 

バナナ入れたやつは。


悔しいけど、朝一


笑てもうたやんけ。

2010年9月19日日曜日

やっぱり。

 
今年サッカーワールドカップが初めてアフリカで行なわれた。
 
 
もちろん、南アフリカだけでなく
 
アフリカ全土が盛り上がった!
 
ケニアもその一つである。
 
 
 
やっぱりサッカーの影響力ってすごいなってしみじみ感じてる。
 
 
 
『サッカーはもはやスポーツを超えたのかもしれない』
 
どっかで言うてたけど、本間にせやなって感じる。
 
 
ボール一個あれば、もうそれだけでできるし。
 
子どもらの中でもダントツでサッカーが大人気。
 
うちの生徒らもサッカーをすることによってコミュニケーションが始まることもしばしば。


かくいう俺もケニアに来てサッカーを本格的に始めた。

スパイク買って

ユニフォーム作って

その他サッカー用品もらったり

サッカーの試合やイベントに参加することもしばしば。


「サッカーっておもろいな〜!」
 
「サッカーやっておけばよかったな!」


近頃そんなことを感じてました。


ただ昨日・・・

ケニアに滞在してる日本人たちが集まって、その他のアメリカ、カナダとかが参加するソフトボールの試合に参加してきた。


ソフトボールやったけども、野球おもろすぎる!!


久しぶりにキャッチボールして!

バット振って!

守って!

小学校の時から9年間やってきた野球。

やっぱり、愛してます。

監督にボコボコにしばかれたり、理不尽なことを押しつけられたり

苦い思い出もたくさんやけど、


野球から学んだことはたくさんあるし!

野球を通して得た友もいる!


ただたとえ野球でなくともスポーツが秘める力は無限大!

それはしっかり、俺の生徒らに伝えたい!


ただ俺は永遠の野球少年やなと気付いたそんな休日。









 

2010年9月18日土曜日

もはやネタ・・・


近頃、自分で「あっオレ仕事したな」


って一番感じたのが


職場のスタッフの顔写真付きメンバー紹介


をつくって、掲示板に張ったこと。


といっても2カ月くらい前の話ですが・・・。


作った理由の一つは同僚である職員たちとのコミュニケーションのため


もう一つは子供らが先生の名前を知らないこと。


「あの先生がこういってた!あの〜女の・・・オフィスにいつもいる〜」

誰やねん!笑 

ってな感じで。

でも無理もない。


ここゲタスルはほぼ毎日新しい子供がやってくるし

先生らもいちいち自己紹介なんかしてらんない。


かつ、原則3カ月で子供らはほかの更生学校にいく。

なので別に覚えんでも、覚えてもらわんでもっていう意識が職員でも生徒の中にも生まれてくる。


だから作りました。

でまぁほとんどの職員は作業し始めて1週間くらいで写真を撮り終えたわけなんですが

未だに写真をゲットできていない人が一人。

マネージャーや。


この作業をしてた時はマネージャーは休暇中でいなかったのでとりあえず待つのもなぁと思って
マネージャーの写真なしで掲示板に張ったわけ。


ほんでマネージャーが休暇から帰って来て、

写真撮らせてくれと頼みにいくこと7回。

断りすぎやろ!おい!

ほんで断られすぎやろオレ!


どうも、写真が好きでないみたい。
彼いわく今までに何回も写真撮られてるらしいから。


初めの方はこっちも真剣に「子供らが不思議がるから」、「生徒達が名前を知らないまま離れていくのは寂しい」などマネージャーの部屋まで直接言って直談判してましたが。

最近はあいさつ代わりに、写真撮らせてくれっていうてる。


もはやネタやで。



ただ日ごろ話す機会があまりないマネージャーとのコミュニケーションのきっかけになってることと

頻繁に子供らの前に出てきて、関わっているゆえに子供らもマネージャーのこと知ってるということから。



当分、まだええかなと思ってる。

いつになったら完成すんねやろ。



2010年9月16日木曜日

友達じゃない


ケニアに来て、よく言われることがある。


たばこちょうだい!

10シル(日本円で12円くらいかな?)ちょうだい!

ジュース買ってくれ!

ビールおごってくれ!


とりあえずなんでも言ったもん勝ちやろっていうくらいいうてくる。


俺としては基本、すべて断る。


初対面やし、友達でもなんでもないし、

そもそもあげたいとも思えへんのになんでなんかあげなあかんねん。

そう思ってます。


で、


これが開発途上国の姿なのか、


もともとのケニア人の性格なのか


ど〜も、ドネイション慣れしてるというか


依存してるというか


そんな気がする。


もちろんこれは個人の話であり、組織としての話でもある。



もちろん、仮にそうであれば


そんな状態にした側にも非はあると思う。


ただどうも「もらえて当たり前やろ」という感覚に違和感を覚える。


今日、生徒の一人に

「カバンくれ!」って言われた。

もちろん断った。

だけどそいつはなかなか引き下がらんくて、しつこく言うてくる。

しまいには「オレたち友達だろ!?」

って言い出した。

ほんで俺は上に書いたような背景もあって、ついつい


「俺とおまえは友達でもないなんでもないのに、なんであげなあかんねん!」


っていうて怒鳴り散らした。


いやちょっと言い過ぎたかなって思ったけど俺は先生として来てるわけやしこれでいいんやと思った。

ただ、その生徒は少し引いたものの、まだあきらめない。


日本的な感覚でいえばまず先生というポジションに対して友達っていう感覚は持たない。


ケニア人のフレンドリーさの裏にはこういった意識の不足が生まれるのかな。


郷に入れば郷に従え


っていうけどこれは従えんわ。


大人でも子供でも礼儀とマナーを知らないやつはとことん厳しくいったる。





2010年9月15日水曜日

Fundi

スワヒリ語で何でも屋のこと!

家具作るんもFundi

靴修理するのもFundi

水道管直すのもFundi


とりあえずなんにでも使えます。


で、今日は俺がFundiになった。


というのも、今週は子供ら全員が畑仕事をするらしく、授業は完全になくなりました。

それは月曜日の朝に告げられ・・・もっとはよ言わんかいな!

って感じでとりあえず、今週は子供らと夕方にサッカーする以外はなんもすることなくなった。


なのでかねてからパンクして使えんくなったサッカーボールたちを再利用するために修理したかったのでそうすることに。


修理の仕方は職場の近くの靴のFundiのところに弟子入りして教えてもらいました。
っていうても見てただけですが・・・。

で、昨日、その修理キットをゲットしたので今日さっそく修理開始!
修理キットしめて100シル(日本円で120円くらい?)

なんややり方はチャリのパンク修理と同じ要領で、案外簡単や。


って思ったのも大間違い。

穴ふさげたと思ったらちゃんとふさげてなかったり

ボール縫う時に指おもっきり刺したり

針をボールの皮の部分に勢いよく刺しすぎてチューブにいらん穴開けてもうたり


もう自分の不器用さにびっくりしすぎて心が折れそうでした。


これは慣れないときついな〜。


でもこれに慣れたら、子供らに修理の仕方教えるもありやな〜とか思いながら


とりあえず今日はボール2コ修理。


うち一つはすぐ空気ぬける・・・。笑


オレ負けへん!!



2010年9月9日木曜日

ハチ


に刺された!!


めっちゃ痛い。


畑で子供らと話してたら激痛が手と首に・・・。


一緒に話してたやつが爆笑しながら皮膚に残ってる針をつまみだして。



薬塗りに行こうというが、俺はその間、テンパりすぎてそれどころじゃない!



で、いざ薬塗るゆうていったら


いっつも子供らが塗ってる肌クリーム(Vassellin)!



おまえおちょくってんのか!?



って気休めでもいいかと思いながら



1時間後には完治。



いやすごいな子供らは何でも知ってる。




でもマジで焦るくらい痛かった。



もう二度と畑にはいかん。

2010年9月8日水曜日

お見舞い

に今日は行ってきた。


実は配属先の同僚である台所のおばちゃん(推定60〜70歳)が昨日入院したという。


彼女が作るギゼリ(マメととうもろこしを煮たやつ:ケニアの国民的家庭料理)は最高で

彼女の落ち着いた独特の空気にめちゃめちゃ包容力があって

彼女に「Tuonane kesyo! (ほなまた明日!)」と言ったときに
「Haya! (スワヒリ語のあいづちの一つ)」と返してくれる一言がめちゃめちゃ俺を安心させてくれる


そんな彼女のお見舞いにいくということでその場にいた同僚ほぼ全員がお見舞いに。

よくよく思い返してみると最近そのおばちゃんはずっと体調が悪そうやった。


ただ同僚とかと車でどっかでいくなんて今までなかったからなんか若干うきうきしながら

道中、ほぼ遠足状態。


独身でプレイボーイの同僚と

「Mremboo(かわいこちゃん)探すからタウン通れ!」とドライバーにけしかけたりしつつも



いざ病院につくとみんな神妙な面持ちに。


そしてそのおばちゃんが寝てる病室にいっていざ対面すると

おばちゃんは約10人の同僚たちが来て嬉しかったのかポロポロと涙が。


そんで同僚たちも「絶対治るから!」、「早く戻っといで!」、「心配しないで!」など次々と声をかけたり

その台所と一緒にパートナーを組んでるおっちゃんも涙をこらえながら、黙ってお見舞いのパンと牛乳をあげたり

最後にみんなでおばちゃんが回復するようにお祈りしたり


なんかめちゃめちゃぐっと来た瞬間でついつい俺も泣きそうになった。



そんでみんな一通りあいさつして、談笑した後、学校に戻ることに。


で帰り際、そういえばめっちゃ急にお見舞いに行くで!っていうてなんで入院してるんか聞かんかったので

なんで入院してんのんってきいたら「sukari! (砂糖)」って返してきた。


俺も「は?」ってなってよう聞いたら


「糖尿病」やって。


そらあんだけチャイに砂糖入れてたらなるよな!笑


っていうか病名が「砂糖」ってどないやねん。。。



あ〜おばちゃんのギゼリ早く食いて〜!!