2010年9月16日木曜日

友達じゃない


ケニアに来て、よく言われることがある。


たばこちょうだい!

10シル(日本円で12円くらいかな?)ちょうだい!

ジュース買ってくれ!

ビールおごってくれ!


とりあえずなんでも言ったもん勝ちやろっていうくらいいうてくる。


俺としては基本、すべて断る。


初対面やし、友達でもなんでもないし、

そもそもあげたいとも思えへんのになんでなんかあげなあかんねん。

そう思ってます。


で、


これが開発途上国の姿なのか、


もともとのケニア人の性格なのか


ど〜も、ドネイション慣れしてるというか


依存してるというか


そんな気がする。


もちろんこれは個人の話であり、組織としての話でもある。



もちろん、仮にそうであれば


そんな状態にした側にも非はあると思う。


ただどうも「もらえて当たり前やろ」という感覚に違和感を覚える。


今日、生徒の一人に

「カバンくれ!」って言われた。

もちろん断った。

だけどそいつはなかなか引き下がらんくて、しつこく言うてくる。

しまいには「オレたち友達だろ!?」

って言い出した。

ほんで俺は上に書いたような背景もあって、ついつい


「俺とおまえは友達でもないなんでもないのに、なんであげなあかんねん!」


っていうて怒鳴り散らした。


いやちょっと言い過ぎたかなって思ったけど俺は先生として来てるわけやしこれでいいんやと思った。

ただ、その生徒は少し引いたものの、まだあきらめない。


日本的な感覚でいえばまず先生というポジションに対して友達っていう感覚は持たない。


ケニア人のフレンドリーさの裏にはこういった意識の不足が生まれるのかな。


郷に入れば郷に従え


っていうけどこれは従えんわ。


大人でも子供でも礼儀とマナーを知らないやつはとことん厳しくいったる。





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