2011年3月15日火曜日

Utajua tu. 知らないだけ。

靭帯痛めて、早一週間。
マジで生活しづらい日々が続く。

ただこんな怪我なんかに振りまわされるのが腹立つからあんまり気にしないように。
俺がやりたいことをやりたいようにしてる。
砂利道、ガタガタ道を松葉づえで疾走してるせいで松葉づえのゴムの部分が破損。
ほんでアルミの部分がむき出しになってカチャカチャゆうてしゃあない。

今日から学校のテストがスタート。
赴任してから3回目で段取りもわかってる。
一緒にテストを管理する唯一の同僚が2時間遅刻しようとも特に気ならない。
笑ってきよったから肩パン1発お見舞い。

今日はSTD1・2(日本で言う小1・2)のテストを実施。
昼までに9時から13時までの時間で5教科すべてのテストを終了するっていう強硬スケジュールで生徒も相当疲れたやろうな。お疲れさん!

ほんでこのテストの段取りは慣れたといえども慣れないものが一つある。
それはSTD1・2の生徒のレベルの低さ。

まぁ学力くらいなら笑えるけどそれ以前の問題。

自分の名前が書けない。アルファベットが正確に書けない、読めない。
問題の内容が理解できない。この問題が何を問うているのか、どこに回答したらええのか、選択なのか記述なのか。
プラス
スワヒリ語がギリギリの生徒ばかりやのに、5教科のうち4教科は英語で書かれてる。

もちろん生徒はわかるわけない。そらそうでしょう、ちゃんと学校いけてへんかってんから。
せやから0点も珍しくないし、何か書いてれば頑張った方やで。

以前、同僚(今日遅刻してきたやつ)はそんな生徒に罵声を浴びせ、片っ端からどつきまわしてた。
「なぜ字が書けないだ!ちゃんと書け!」
「なぜこんな簡単な問題が理解できない!」
「おい、まさる!こいつ、自分の字もかけへんぞ!はははっ!」
そんで、キボコ(木の枝)でどつく、平手打ち、耳引っ張るなどやりたい放題。

子供らはビクビクしながら、机に向かってた。中には泣きだすやつも。
もちろん怒られ叩かれで泣いてたやつもおるけど、中には悔し涙を流してるやつもいるように見えた。

俺は基本的に同僚には日本のやり方が正しいとか押しつけがましいことしないように心がけてるもののこの時ばかりはぶちギレた。

そらそうやろう。あいつらが字が書けへん、読めへん、理解できひんのもあいつらのせいじゃない。
もちろん誰のせいでもない。今まで知らんかっただけ。
しかももっと言うなら生徒らにそれを教えるのが俺らの仕事やん。
国籍・文化がなんであろうがこれは人としての基本やと思う。

教師という立場のやつがそんなことしたら余計に勉強から遠のけてまうやん。
あほか。すかたんか。頭使えや。考えろや。
あっこれ以上ゆうたら話それるからこの辺で。

とまぁこんなやりとりがあり、これがあったせいなのかわからんけど
今回は今のところ表面的に言えば手出す、罵声は見れない。
まぁぼちぼちやな。

でも子供らは本間にたくましいからそんなこと一切気にせず、テストが終わるといい笑顔してる。
わかるわ~その気持ち。
テストの最終日の開放感ハンパないもんな!

このテストの時に毎回思う。彼らはただ知らないだけ。
ただいつ知るんやろうと想うと少し心が痛むけども。

彼がここの学校に入れるのは約3カ月。
俺ができることは本間にちょっと。
せやから誰かがやるやろうじゃなくて、これは俺がなんとかせなあかん問題やと思う。

次回ラウンド時に持ち授業数を増やしてもらえるように計画中。

俺のできることは本間にちっちゃい。だからやれることはやる!
なんか最近、こんな決意系が多い気もするけど、まぁええか。

長い文章失礼しやした。

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